2014年9月15日月曜日

2014年9月カンボジア・タイ旅行~お腹いっぱい遺跡ツアー編~

!WARNING!
※ブログ主は横文字が苦手なので、カンボジアの遺跡の名前をさっぱり覚えていません。地球の歩き方と照らし合わせながら分かる範囲で書いていますが、多少の間違いもあるかもしれません。

※ブログ主はカンボジア最終日で食中毒になっています。タイでの日程は全く楽しめていません。

※ほぼTwitterに書いた内容のまとめです。

※これから行こうと思う人が少しでも参考になるように書いています。そうでない人には余計な情報が多いかも。 色々と踏んだり蹴ったりです。悪い例としてご参考までに。

夏休みを利用して、カンボジア・タイ7日間の一人旅に行ってきた。
完全な海外一人旅は初である。
行程は、
9/3 深夜 関空からバンコクドンムアン空港へ

9/4 朝 バンコクドンムアン空港からカンボジアシェムリアップ空港へ

9/4 昼 シェムリアップ着

カンボジアで3泊 

9/7 バスでバンコク移動 

3泊

9/10 夕方 ドンムアン空港から関空へ

飛行機代、往復で38000円ほど。

9/4
ドンムアン空港にてカンボジアシェムリアップ空港行きの飛行機に乗り換え。
しかし乗り換えだけなのに一旦税関を出てしまった私。
空港職員に乗換方法を尋ねると、何故かわらわらと7人も出てきて囲まれてしまった。

私「乗り換えだけなのに税関出てしまったンゴ」
空港職員ズ「おっ迷ったんか。職員用ゲートから通すやで!」 
私「すまんな」
空港職員ズ「ええんやで^^」 

かくしてこの場は切り抜けた私、しかしここでのミスが後々効いてくることになろうとは。
ちなみにこのとき案内された搭乗口は間違っていた。自分で気付いてよかった。
色々大丈夫かドンムアン。

カンボジアの大地。何か水浸し。

かくしてカンボジアはシェムリアップに到着。  
割と蒸し暑い。
ビザはその場で取得。 ネットから印刷して記入・写真貼り付け済の書類は使えなかった。
飛行機で配られた専用のじゃないとダメらしい。
税関職員が横柄であった。

無料送迎トゥクトゥクでホテルへ。
1泊526円(税別)朝食付きのお宿。
何故かベッド2つ。一応バストイレ付き。ユニットバスというか、広めなトイレの中にシャワー本体だけ付いてる感じ。(湯船等はなし。)
クーラーらしきものはついてるけどリモコンがないので使うなということだろうか。
天井にヘリコプターのようにブンブン言いながら回る今にもテイクオフしそうなサーキュレーターがあるので、それを最強で回せばそこそこ涼しい。

ホテルからトゥクトゥクで回る遺跡ツアーが出ている。宿泊費よりこっちで儲けているのだろう。
自分の立てた観光プランを見せて相談しつつ3日間の計画を立てる。
よく覚えていないけど、確か3日合わせて50ドルちょっとだったように思う。相場からするとぼられ気味かも知れない。
トゥクトゥク(客車付きバイク)は風が気持ちいい。ただ揺れるので写真が取りづらい&道が悪いと全身の肉がブルブルする。

この日はロリュオス遺跡群へ。
顔写真入りの3dayパスを購入。主要な遺跡にはこれで入れます。

◯ロレイ
 小さい。人少ない。工事中。



 ◯プリア・コー


小さい子供がたくさんいた。
3歳位の女の子が自分の口元を指さして、「何かくれ」みたいなジェスチャー。
一人にあげちゃうとキリがなくなるんだろうなあと思って心が痛いけどスルーした。

◯バコン

 参道のナーガ(蛇神)の欄干。色々な遺跡にあったけどここが元祖らしい。
この日の遺跡巡りはここまで。シェムリアップに帰る。

晩御飯を探しにオールド・マーケットという市場へ。
美味しそうな屋台のソーセージ。2本で1ドル。
かじってみると、はっ春雨・・・!?(まずくはないけど )
一度食べてみたかった孵化しかけのアヒルの卵(いわゆるホビロン)。
カンボジア語ではボンディア・コーンと呼ばれる。

ほぐしたところ。そんなに育ってなくて思ったよりグロくない。
ニンニクの効いたタレがかかっている。
パクチーのような香りの草が添えられて後口も爽やか。美味。
モツ系が好きな人ならおすすめ。
マンゴーアイスかき氷練乳たっぷりがけ。
おしゃれな喫茶店にて3.5ドルくらいだったか。
カンボジアにしてはえらく高いなと思ったらとんでもない量出てきた。(この写真だと伝わらないかもしれないけど。)
隣の席のお姉さんたちは同じものを4人で食べていた。
1/3くらいまでは脳みそ痺れるくらい甘くてうまかったが後半は完全に胃袋のキャパシティ超えて死にそうになった。
それでも何とか汁まで完食。日本人のMOTTAINAI精神を見せつけられた。
食べ過ぎで動けなくなって川辺で休んでいると、ラジオ体操のようなことをやっている集団を発見。
腹ごなしに混ざってみる。
思ったより動きが激しくてすぐに離脱。
ちゃんとしたレストランに行くほどの食欲がなくなったので、小鳥の丸焼きを買ってホテルに帰る。
すごく食べにくい。でも割と美味。

9/5
◯アンコール・ワット
アンコールワットでの朝日鑑賞が目的で5時に出発。
しかしあいにくの暴風雨。雷もすごい。
もちろん朝日なんて見えなかった。
カメラを出すことさえもままならない状況。
よって、まともな写真はほとんどございません。


ほぼ貸切状態で、RPGの主人公気分で内部を散策出来たのはラッキーだったかも・・・と強がってみる。
滝のような雨。カッパ着て傘さしてるのに膝までずぶ濡れ。


写真では分かりませんが豪雨です。


辛うじて撮れた写真たち。結構広かった(小並)
ここやこの後のバイヨンもそうだけど、基本的に前後左右対称な作りなので方向音痴にはつらい。

 ◯バイヨン
アンコール・トム(都城の遺跡)の中心に位置する寺院。

雨は少し弱まった。

生で見ると巨大な顔がボコボコ付いててすごいインパクトだったけど、私の拙い写真ではあまり伝わらなくて悔しい。


作ったやつ頭おかしい(褒め言葉)
これを見た時、
 これを思い出した(余談)
不敵な笑みを浮かべる女神像。
何かかわいい。

昼は近くの土産物屋台にて。
エビ野菜ラーメン。麺はチキンラーメン。
これで6ドル。うーんこの観光地価格。
まあ自分でチキンラーメン買ったら再現してみようかなと思う程度には美味しかった。

◯バプーオン
写りが怪しくなってきた。カメラに水滴入ったっぽい。
ここの遺跡上で私は古典的なタカリにあう。
 現地人DQN「ペラペラワット、ペラペラアンコール」
私(何かこの人ずっと着いてくるなあ・・・聞いてもいないのに観光案内してるっぽいなあ・・・)
DQN 「アーユースチューデン?僕もだよ!小学校建てるために署名集めてるからお願い!」
私「(嘘臭いンゴ・・・でもまあ署名くらいなら・・・)オーケー」カキカキ
DQN「サンキュー募金一口20ドルね!」
私「えっ、お金とるの?聞いてないよ(;;)・・・10ドルじゃ駄目?」
DQN「ちっしょうがねえな」
私、財布を開けるが20ドル札しかない。
私「お、お釣りもらえる・・・?」
DQN「てめえ20ドル持ってんじゃねえか、もらっとくぜ」ヒョイ
私「あっ(;;)」 
DQN「観光案内してやったチップにもう5ドルよこせ」
私「うせろ死ね」 

今思うと我ながらアホかと。言い訳させてもらうと上記のやりとりは突き落とされたら死にかねない場所でやってるんで、それで強く出られなかったってことで・・・。
(勝手に)観光案内してやったんだから金よこせ、物買えっていう手口の輩にはこの後他の場所でも遭遇したけど、この一件で賢くなって以降はガン無視を決め込むことが出来た。

◯ピミアナカス
 そろそろ階段がしんどくなってきた。


◯チャウ・サイ・テボーダか?

ガイドブック照らしあわせても名前がよく分からない・・・。この辺から若干食傷気味になってくる。

◯トマノン
もう「あーはいはい遺跡ね」ってテンション。

◯タ・ケウ
東南アジアの一部で普及しているらしきスマホ自撮り器。(バンコクでもよく見た。) 
◯タ・プローム
巨木に侵食された姿で有名な遺跡。アンコールワット、バイヨンと並んで外せないスポットでは。



ちょっとテンションが回復した。

ダリっぽい。

今回の旅行で数少ない自分が写った写真。気のいい観光客が「撮りましょうか?」と言ってくれたので。
◯スラ・スラン
  王が沐浴した池。
朝の天気が嘘のよう。
◯バンアテイ・クデイ




ここでも勝手に観光案内タカリおじさんが現れたけど今度はキッパリノーサンキューできた。

この日の遺跡観光はここまで。
シェムリアップに帰る。

一度は食べてみたい果物ランキング1位(当社比)マンゴスチン。
びっくりするほど甘い。
食感や風味はスモモに近いか?
謎アイス。コーンの部分は塩辛くないポテロングって感じ。
味は普通。
オールド・マーケット内部。くさい(確信)
店先でドクターフィッシュ体験やってる店がたくさんあったのでやってみた。3ドルで時間無制限。
足を入れると一斉に群がってきて思わず変な声出る。

隣に入ってきた中国人のおばちゃんに人気を奪われてしょんぼりの図。

あまり魚にモテなかったので意地になって1時間位入ってたら、足がすごいヒリヒリになった。
ちょんちょん突いてるだけかと思いきやちゃんと食べていたらしい。
ただ、いらない角質だけを食べるとかいうのには疑問。かかととか角質多そうなとこには全然寄りつかなかったし。
大衆的な食堂にて晩御飯。
ココナッツミルクの煮込み料理。
まずくはない。でも酢豚パイナップル容認派の私でも看過できないほどのパイナップルが入っている。

9/6
この日は郊外の遺跡群へ

道端に牛とかいるのはデフォ。

◯プレ・ループ




手前の石槽は死者を荼毘に付すためのものらしい。
見晴らしが良くて気持ちいい。

ここで本日のファッションチェック。
びふぉー。
あふたー。
すっかり旅行に浮かれてるみたいですが、前日の雨で濡れネズミになったので仕方なくです。
着てた服はクリーニング屋へ。1ドルちょいだった。

移動中、高床式の伝統家屋がたくさんあったが、トゥクトゥクからだとなかなかうまく撮れない。
どうみても過積載な移動販売車。

バンテアイ・スレイ
 彫刻が細かくてきれい。

 ◯東メボン
あれ、ここさっきも来たよね?と思ったらプレ・ループと殆ど同様の作りらしい。
正直どっちかで良かったぜ。
蓮コラ風味。壁面に塗ってあった漆喰を剥がれにくくするための穴という説が有力だそう。

◯タ・ソム






ココナッツを啄むトリさん一家。かわいい。

 ◯ニャック・ポアン
地球滅亡後の世界みたいな湖にかかる桟橋を歩いて行く。

緑の水草に覆われたエリア。
その先にあるこれがニャック・ポアン。

 ◯プリア・カン


この2階建ての建築物が特徴。
現地の子供の独創的な落書き。踏みそうになって怒られた。

ここですべての行程が終了。
昨日と同じ土産物屋で昼ごはん。トゥクトゥクの運ちゃんこの土産物屋から袖の下でももらってんのかな。
 チキンラーメン焼きそば。また私のチキンラーメンレパートリーが増えてしまった。
これも6ドルくらい。まあ(観光地だから)多少はね?

 ココナッツジュース。梨汁ブシャーな味がする。
果肉も食べられる。甘くない牛乳寒天みたいでうまいっちゃうまい。けどちょっと脂っこい。


バイヨンとアンコールワットを横目に見つつ帰路につく。雨であんまり写真撮れなかったって言えばもう一回寄ってくれるかなあと思ったけど、まあ疲れてたので。

 お土産を探しにまたオールド・マーケット界隈へ。

愛想のいいドレス屋の女の子。
 20ドルでギリシャ神みたいなドレス購入。お水のバイトで着ます。
謎のフルーツ。調べたら多分サラクヤシというやつ。
中身。噛むと見た目の割にジューシー。甘酸っぱくて、強いて言えばアセロラみたいな味?

ジュース屋台。お好みのフルーツと氷、練乳、牛乳等をミキサーにかけてくれる。
蜂がブンブンたかってて隙あらばミキサーにダイブするので見てて気が気じゃなかった。
再びくさい市場へ。
 謎の煮物?
スイーツでした。
潰した黄色い豆(かぼちゃかと思ったけどガイドブックによるとこれが有力)とにんじん?ときくらげと寒天状のものを甘く煮たものにかき氷と練乳、ココナッツミルクをかけてくれる。うんまい。
店に入りたいにゃんこ。



町並みの写真をいくつか。

 ボンディアコーン再び。なんだか先日のより色が悪い。
食中毒の原因と思われる食べ物だけで打線組めそうなくらい食べたけど、4番は間違いなくこいつ。
夜のみ開かれる土産物市、ナイト・マーケット。

この夜ホテルで怖いことがあった。
私は暑いので全裸で寝転がってパソコンをいじっていた。
0時もとうに回った頃、窓の方から「ガガッ・・ガガガッ・・・」と音がする。
犬か猫かトカゲだろうと思って放置していたが、15分位たっても一向に鳴り止まない。
横目で確認するとカーテンは閉まっているが、隙間がわずかに開いている。
急に怖くなって全裸はまずい、服を着ようとガバっと起き上がると、窓の外で「ガタッ」という音がしてそれっきり静かになった。

翌朝窓を確認すると、閉めていたはずの窓が全開になっていた。
窓を動かしてみると、錆びついたそれは「ガガガッ・・・」という音を立てて動いた。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

出歯亀だったのか泥棒だったのか・・・まああの時起き上がってよかった。

カンボジアの旅はここまで。バスでバンコクに移動してからのお腹崩壊食中毒紀行編にもご期待ください。